伝統的な仏壇 五具足と常花
火立て・花立て・香炉をどこに安置するのかは、仏壇の大きさや地域毎の習慣、さらに家毎の考え方によって頃となりますが、大型の伝統的な仏壇では仏壇の中に仏具専用の小型の机を置き、この上に火立て・花立て・香炉を置くことがあります。この机のことを前机と呼び、机の上の板と机の間に打敷(うちしき)と呼ばれる金襴などの布製仏具を垂らすこともできます。
この写真では花立てに常花(じょうか)と呼ばれる金属製の蓮華を飾っています。仏壇の中は湿気を嫌うために、生花よりも常花を飾る方が良い場合があります。
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五具足と常花
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打敷で飾られた前机の上に
火立て・花立て・香炉を安置。花立てには金属製の常花が飾られています。