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「迎え火」と「送り火」の知識

迎え火

 

迎え火とは

迎え火とは、あの世からご先祖様の霊が迷わずに家まで帰ってこれるように焚く火のことです。昔はお墓や菩提寺に家族全員で提灯を持って行き、お墓の前で提灯に火を入れ、その火を消さずに持ち帰り、火を仏壇に移すという流れを迎え火としていました。しかし現代ではお墓や菩提寺が遠い場合が多く、火を持って移動ということも困難なため、ご自宅の玄関先でオガラなどを燃やすなどして、迎え火をすることが一般的です。お盆の日にちは地域により違いますが、8月13日前後です。

送り火とは

ご先祖様の霊は16日の午前中までは家に滞在するとされるため、送り火の日にちは16日の午後、多くは夕方に行われます。16日に送り火をすることが難しければ、15日に送り火をする場合もあります。送り火をするお盆最終日のことを「送り盆」「お盆の送り日」などと呼びます