お知らせ
子供ためのお盆行事 地蔵盆
親より先に亡くなった子どもは、三途の川の賽の川原で小石をつみあげてゆく修行をします。ある程度まで積み上げると鬼がやってきてそれを壊します。そしてまた壊される、それが繰り返されるのです。これを哀れんだ地蔵菩薩が、子どもたちを鬼から守ったといわれており、地蔵盆はこどもの幸せを願う行事として広まりました。
地蔵盆の当日にはきれいに飾られたお地蔵様の前にたくさんのお菓子やおもちゃなどをお供えし、集まってくる子供たちにふるまわれます。珠数回しと呼ばれる、直径2メートルほどもある大きな数珠を子供たちが囲んで、順番に回すなどの独特な風習もあります。主に京都や大阪などで盛んな風習です。8月23日と24日の地蔵菩薩の縁日のころに行われます。