お知らせ
神棚をお祀りする(2) 熨斗口・のしぐち 御神酒口・おみきぐち
神棚のお祀りでは御神酒徳利(おみきとくり)に日本酒を注ぎお供えをします。
日本酒を入れる御神酒徳利の神具としての正式名称は「瓶子(へいじ)」で、
古代日本から使われてきたお酒を入れる道具の形を継承する酒具です。
お酒を入れた瓶子(へいじ)の口を飾るのが「熨斗口(のしぐち)」「御神酒口(おみきぐち)」と呼ばれるもので
お正月の時には日本酒を注いだ瓶子をこの熨斗口で飾ります。
木本佛具店(富山市)の御神酒口の情報は同社のTwitterからご覧頂けます。
神奈川県川崎市の日本民家園では熨斗口の展示を行っていますが、地域や作り手により様々な意匠があることが分かります。また、熨斗口そのものが、神や祖霊が宿る「依り代」としての役割を担っていることも伝わってきます。