全宗協ブログ

お盆の鬼灯(ほおずき)

「鬼灯(ほおずき)」はお盆の時に仏壇や盆棚に飾られますが、鬼灯のお飾りにはどのような意味があるのでしょうか。

まず挙げられるのが「ご先祖様が戻ってくる目印としての灯り」ということです。確かに鬼灯は提灯の形に似ています。

次に言われるのが「魂が宿る場所」です。霊魂が宿る場所としての役割です。お盆は先祖が帰ってくるの迎えもてなすという行事ですので、「霊魂が宿る場所」という意味は非常に大切です。

鬼灯はヒモに吊して仏壇や祭壇の上部に掛ける様子が広く知られていますが、お花屋さんで求めた茎付の鬼灯をそのまま花瓶にさして飾っても大丈夫です。