阿弥陀如来には坐ったお姿の坐像と、お立ちになった姿の立像がありますが、この仏像はお立ちになったお姿の阿弥陀如来立像です。このお姿の仏壇の本尊は主に浄土宗の本尊として安置されます。右手を上げ、左手は下げ、その指は阿弥陀如来…続きを読む
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仏像の知識
阿弥陀如来立像
釈迦三尊像 釈迦如来・普賢菩薩・文殊菩薩
仏像は本尊(ほんぞん)を中心として両脇に仏像を安置することで三尊(さんぞん)形式にすることがあります。釈迦如来像を本尊とする三尊形式のひとつが、向かって左に普賢菩薩(ふげんぼさつ)、向かって右に文殊菩薩(も…続きを読む
釈迦如来坐像
お釈迦様が悟りを開いたお姿が、釈迦如来坐像です。このお姿は菩提樹の下で結跏趺坐(けっかふざ・足を組んで座ること)瞑想に入り真理を悟った時のお姿を表しています。手は禅定印を結び、少し目を開けてます。 この仏像…続きを読む
宝冠を頭に載せる大日如来
如来像の頭頂部は髪の毛が巻き貝のようにカールした螺髪(らほつ)、盛り上がった頭などが特長ですが、大日如来の頭部は髪の毛を結い、宝冠を載せたお姿となります。このお姿の大日如来は密教での両部の世界のうち金剛界のものです。大日…続きを読む
仏像の目 玉眼(ぎょくがん)
木彫仏像などの場合、眼の奧にガラスを入れて、まるで本物の眼のように見せることがありますが、このガラスを入れた眼のことを玉眼(ぎょくがん)と呼びます。玉眼は鎌倉時代、仏師と知られる運慶や快慶が活躍した時代に登場したと言われ…続きを読む
如来像の特徴 螺髪(らほつ)
如来像の髪の毛は巻き貝のように渦を巻いていますが、この髪の毛をことを螺髪(らほつ)といいます。写真の仏像はお仏壇に御安置するサイズのものですが、丁寧に螺髪が彫刻されています。
如来像の特徴 額の珠は何?白毫(びゃくごう)
如来像の特徴の一つに白毫があります。白毫は 長さ5尺の1本の白い毛が右回旋し、山のようになったものです。
如来像の耳はふくよかです
如来像の耳はふくよかです(福耳です)。上の写真の仏像は仏壇に入れる小型の仏像ですので、耳に穴がありませんが、大型の仏像になると耳に穴があります。この穴は耳朶環(じだかん)と呼ばれるものです。
如来像の特徴 頭が鏡餅のような二段に
お釈迦様の悟りの姿が釈迦如来坐像です。頭部は鏡餅のような二段になっていますが、これを肉髻相(にっけいそう)あるいは頂髻相(ちょうけいそう)と呼びます。肉髻相は如来のお姿の特徴を表す三十二相(さんじゅうにそう…続きを読む
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